神様を知るきっかけに |
神話と日本人の心
有名なユング派心理学者の河合隼雄さんが、神話から日本人の民族としての心を読みとります。日本神話と他国の神話との比較を交えて、日本人の姿を浮かびだします。他の神話への興味にも繋がるかも。きっと、神話と日本人が好きになる。 |
日本人なら知っておきたい神道
明治学院大学教授で多数のジャンルの本を執筆している武光誠さんの著作。神道の考え方、昔から果たしてきた役割、神社での礼儀など幅広く学べます。細かくトピックで分けられていて読みやすい。初めの一冊に。 |
福の神と貧乏神 (ちくま文庫)
昔から続いてきた七福神への信仰を元に、「富」「福」-豊かさとは何かを民俗学的視点で考察。昔の人々がどんな風に幸せを願ったのか、打出の小槌が象徴するものは、バブルに狂奔した私たちの欲望とは何だったのか。民俗学入門としてもオススメ。 |
京都魔界案内―出かけよう、「発見の旅」へ (知恵の森文庫)
魑魅魍魎が跋扈する古の都、京都。摩訶不思議な都の逸話を、具体的な場所、地図、カラー写真を交えて教えてくれる。清明神社、鞍馬山、伏見稲荷などの有名スポットから、目につきにくい小さな祠まで多数収録。この本であなたは畏れ多き異界を垣間見る。本を片手に出かけたくなる!だから京都、行こう |
神道 (図解雑学)
図と説明が1ページずつ見開きで差し込まれ、神道のことが構造的に理解できます。国学院大学神道学部教授の井上順考さんが著者なので、内容は折り紙つき。初めて読む人でも分かりやすく、情報量も多く納得の一冊。 |
マンガ古事記 神話篇
古事記に出てくる様々な神様が感情豊かに描かれています。細かい部分までストーリーをおっているので参考になりました。神話篇は太安万侶の序文から神武天皇が生まれるまでで、以降の話は伝承篇で。図書館版もあるので借りて読むのもいいかも。 |
巫女さん入門 初級編
秋葉原の氏神である神田明神が出した本。属性としての巫女さんを好きな人々に対して、巫女・神社・神道とはこういうものだよというのを示しています。巫女さん好きなら、巫女さんが愛する社も知ろう!信じられるものがきっとある。 |
神社のススメ 1 (アフタヌーンKC)
新米神主の主人公、里見の奉職生活がコミカルに描かれます。作者が神社に勤めていた時期があり、具体的な知識や経験が盛り込まれていて参考になります。知識あり苦労あり笑い恋愛ありで、神社に勤めている気分に。神社と共に生きる人々の生活。 |
萌ゆる古事記
萌えとパロディに彩られた古事記。漫画と文章が交互に書かれていて、カラーの美麗イラストがたまらない出来。著者の主観的な部分が大きく古事記を忠実に再現したとは言えませんが、考え方・楽しみ方・視点の一つだと思います。巻末の神々の系譜図が何気に嬉しい。 |